ミック・ファニングが考案したソフトボード。中身はEPSだけど表はソフトという独特なボード。
小波用、混雑時用に購入して5年。(2023年現在)
メインで使ってはいませんが、時々いまでも使っているので、使用感をまとめてみます。
MFソフトボードとは
ミックファニング・ソフトボードは、オーストラリア出身のトッププロサーファーミック・ファニングが考案したソフトボード。
表面はソフトボードのように柔らかい素材で覆われていますが、中身はEPS。通常のサーフボードと同じような乗り味の楽しめるソフトボードです。
モデルも複数あり、他のメーカーとコラボしたボードや、ショートボードだけでなくミッドレングス、ロングボード、フィッシュまで幅広いラインナップが展開されています。
EUGENIEってどんなモデル?
Mick Fanningソフトボードが発売された当初からあったモデルがEUGENIE(ユージニー)。
ミックがゴールドコーストでの小波用にデザインしたもののレプリカ。使いやすさを考えたものでありながらある程度サイズのある波でも楽しめるモデルです。
2018年から販売されており各年のモデルも出ており、2023年には後継のNEUGENIE(ニュージニー)というモデルも発売されています。
購入の経緯
入門ボードが6’3、36Lと、ショートボードにしては少し大き目のものでした。
少し小さ目のものがないかなと探していたところ、Mick Fanningにソフトボードが話題になっており、混雑した場所に行くこともあるかなぁと思い、ヤフオクで45000円で購入。
メーカー希望価格は7万円弱だったと思うのですが、それよりも安く出ているのは、最新モデルでも同じ状況。
千葉北まで通っている時期だったので、店舗受け取りで送料もかからず購入できました。
購入したEugenieのスペック
購入したEugenieは5’10の33.35Lのもの。
それまでメインに使っていたボードが36Lだったので浮力は少し減少、長さはかなり短いボードです。
身長178cm当時の体重が75kg前後だったので、ソフトボードとはいえ、結構、浮力少なめだったかもしれません。
初心者的レビュー
ショートボードで脱初心者めざしているレベルのサーファーでのレビューですが良いところと悪いところを挙げてみます。
ミック・ファニング EUGENIEの良いところ
- 普通のボードと変わりなく乗れる
- ソフトボードならではの安心感
普段、ショートボードを乗っている方なら、違和感なく乗れるところがオススメです。
ソフトボードなのでソフト限定エリアなどでも乗れるのもオススメポイント。
ミック・ファニング EUGENIEの悪いところ
- ワックスなしだと滑る
- 雑に扱うと表皮がむける
- レールは入りづらい
初期モデルなので最新モデルは改善されているかもしれませんが、いくつか難点があります。
まず、表面が滑りやすいこと。
ワックスかフロントのデッキパッドがないと、つるつるしてしまいグリップしません。
またソフトボードだと思って、上陸しまくっていると、表皮に傷がつき破れそうになります。(これは扱い方の問題かも)
たまに掘れた波で使ってみると、普通のボードと比べるとレールが入りづらいです。
レールもふっくらしている感じなので当然ですが、その点を頭に入れて板の操作を練習するのには向いています。
どこで買う?
2018年のモデルはもうどこでも販売されていませんが、2022モデルなどは新品未使用のものが楽天、Yahoo、アマゾンで購入可能です。
価格も4万円台となっており、お手頃に買える状態になっています。(最新モデルはもう少し高いです)
ただ、販売しているページにも注意書きがあり、レールに凹みがありました。さらにチラシみたいな紙を止めていたテープもボードに残ってました。(値引きされてる商品なので仕方のないことです)
気になる方はネットではなく店舗で購入するのがオススメ。
販売ページや条件などはよく確認してから購入しましょう。
ミック・ファニング ソフトボード
ミック・ファニング ソフトボード EUGENIEは、ソフトボーダーのステップアップに、ショートボーダーの小波用に、あると良いボードです。
価格もお手頃なものが多いですし、最近はフィッシュモデルも出ているので、好みのミック・ファニング ソフトボードを探してみてはいかがでしょうか。
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